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事件概要
ペットを使って執行官を威嚇してきます。

建物内の犬は噛みつくので注意してください。
これは、犬が苦手な人のみならず非常に恐怖感を与える発言です。

どうぞ、建物内を調査してください。
ただし、よく噛む犬がいるから、気を付けろよ。
この発言ですが、捉え方によっては、かなり威嚇しているように聞こえませんか?
『夜道に気をつけな』くらいに迫力があります。
動物恐怖症の心理は?
かくいう私も、動物が非常に苦手です。
いわゆる『動物恐怖症』です。
どれくらい苦手かというと、リードで繋がれたチワワでも避けて通るくらい。
確かに、TwitterやYouTubeで見る動物たちは可愛らしいです。
しかし、本物を見たときに、私は背筋が凍るほどの恐怖心を抱いてしまうのです。
昔、テレビで見て涙が出るほど共感したのは、テレビ東京の『モヤモヤさまぁ〜ず2』でカンガルーに怯える狩野恵里アナです。
この動画を見る限り、おそらく、狩野アナも動物恐怖症でしょうね。
いや、本当によく頑張っていると思いますよ。
そして、よく聞かれる『理由』についてなのですが…
理由なんてない!
これが回答です。
動物恐怖症は『高所恐怖症』『閉所恐怖症』等と同じ心理状態です。

高い所は危険だから怖いのは、わかるけど小動物を怖がる理由がないよ!
そう言われるのは分かっています。
でも、この犬は噛みつかない、そう分かっていても、とにかく怖いと思ってしまうんですよ。
そもそも、恐怖症の『理由』を話す必要なんてあるのでしょうか?
世の中には様々な恐怖症があるもので、『集合体恐怖症』『ピエロ恐怖症』『4恐怖症』など、わからない人にはさっぱり意味不明です。
しかし当事者たちは本当に『怖い』んです。
動物恐怖症の人に『可愛いでしょ、撫でてみてください』なんて言うことは、暴力です。
高所恐怖症の人をジェットコースターに乗せるのと同じ行為です。
ましてや『この犬は噛むよ』なんて言われた日には!テロリストが爆弾持って隣にいるよ、と言われているような恐怖です!
大事なことは、本気でその対象を『怖い』と感じている人がいる、ということを理解すること。
そして、できる限りの配慮するということだと思います。
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ペットが他人を噛んだ!飼い主の責任は???
今回の事件のように『よく噛む犬』というのは、一定数存在するわけで、それが原因でトラブルに発展することもよくあります。
最後に、ペットが他人を傷つけた場合の、飼い主の民法上の責任についてまとめてみたいと思います。
そもそも、ペットというのは法律上『物』として扱われます。
飼い主は、その『物を占有している人』です。
従って、ペットが他人に危害を加えたら、飼い主が損害賠償の請求をされることになるわけです。
危害を加えるといっても、噛み付くだけでなく、吠えられた、おしっこをかけてしまった等のケースも多いようです。
飼い主からしたら『動物なんだから仕方ないじゃないか』という気持ちかもしれませんが、他人からしてみれば大きな迷惑です。
ペットを屋外に連れ出すならば、他人に迷惑をかけない躾をすることが、最低限のマナーだと思います。
また、このことは『ペットの命を預かる』存在としての飼い主の責任であると思います。

そもそも、物件とこの犬が噛むことは関係ないはずです。
そのせいで物件に傷があるならまだしも、そのような情報はありません。
思うに、これを言われた執行官は結構ムッとしたのではないかとw
それで、あまり重要でないこの情報を盛り込んでやったのではないかと思いました。
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