スポンサードサーチ
はじめに
不動産とは切っても切り離せない関係にある『登記』。
先日、登記に関するTweetや記事を書いたのですが、私の知識が整理されていないために、読者の方を混乱させてしまいました。
そこで、この記事では私の知識を整理するとともに、これから不動産登記について勉強したい・資格を取りたい等と考えている人のために、『司法書士』と『土地家屋調査士』という2つの国家資格の違いを不動産登記に関係するポイントを中心としてまとめたいと思います。
司法書士とは
上述の記事にもまとめましたが、再度こちらでもまとめてみます。
司法書士(しほうしょし)とは、司法書士法に基づく国家資格であり、専門的な法律の知識に基づき登記及び供託の代理、裁判所や検察庁、法務局等に提出する書類の作成提出などを行う。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%B8%E6%B3%95%E6%9B%B8%E5%A3%AB
不動産登記の中でも『権利部の登記』を行うのが司法書士の仕事です。
権利部の登記は甲区と乙区に分かれています。
- 甲区:所有権に関する権利関係。現在および過去の所有者がわかります。
- 乙区:所有権以外に関する権利関係(例えば、抵当権)。現在および過去の抵当権設定や差押え等がわかります。
スポンサードサーチ
司法書士の試験は?
司法書士の試験は、7月の筆記試験と10月の口述試験の2段階ですが、口述試験はほぼ10割の合格率と言われています。
内容は法律に関する知識を問う問題で、多肢択一と記述の両方からなります。
合格率はここ10年で3%程度で推移しています。
土地家屋調査士とは
土地家屋調査士(とちかおくちょうさし)とは、不動産の表示に関する登記の専門家のことであり、他人の依頼を受けて、土地や建物の所在・形状・利用状況などを調査して、図面の作成や不動産の表示に関する登記の申請手続などを行う。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%9F%E5%9C%B0%E5%AE%B6%E5%B1%8B%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E5%A3%AB
不動産登記の中でも『表示の登記』を行うのが土地家屋調査士の仕事です。
表示の登記は、建物の所在や構造などの情報を記録するためのものです。
スポンサードサーチ
土地家屋調査士の試験は?
土地家屋調査士の試験は、10月の筆記試験、1月の口述試験の2段階です。
内容は法律問題に加え、測量に関係する計算問題や作図問題が出題されます。

ちらっと問題を見てみましたが、高校数学のベクトルや三角関数を使う感じの出題で面白そうでした。
関数電卓や三角関数表を使って解く感じですね!
なお、筆記試験の半分について、測量士・測量士補・一級建築士・二級建築士の資格者は免除されることになっています。
合格率はここ10年では7%程度と司法書士に比べたら合格率は高いです。
今日のまとめ
- 司法書士:権利の登記
- 土地家屋調査士:表示の登記
- どちらも国家資格で、筆記と口述の2段階
- 司法書士:様々な法律の知識を問われる。
- 土地家屋調査士:法律の知識と測量の知識が問われる。

新築時には、表示と権利の両方の登記をしないといけません。
従って、司法書士と土地家屋調査士の両方の資格を持っているなんていうツワモノも多いようですよ!
コメント