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事件概要
これは、画像を見た人からの反響の大きかった事件です。

2階洋室には、多数の壁時計が取り付けられており、同室物入の内部を確認できなかった。

この写真はかなり衝撃的でした。
『時計 = 時間を確認するもの』という認識では、理解できない世界観です。
腕時計ならファッションアイテムとして、複数所有するという人も多いでしょうが、壁掛け時計を同じ部屋に飾るというのは、理解し難いという人が多いのではないでしょうか。
また、大体の時計は2時40分頃を指しているのですが、中には全然違う時間を示しているものもあって、メンテナンスはあまりきちんとしていなかったようです。

この手の時計は、1時間ごとに音が鳴るものが多いと思いますので、家族はえらい迷惑じゃないかなと思いました。
時計は他の部屋にも
資料の写真を見ていると、この建物は他の部屋にも時計が飾られていることが見えてきました。

事務所・店舗部分。ここは大人しい。

居間。右上をよく見ると時計が2つあります。

台所には1つだけ。

和室。壁掛け時計が中央上と左上に見えます。また、床にも時計らしきものが多数無造作に置かれています。

洋室。手前に時計らしきものが見えます。
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時計を多数飾る人の心理とは?
ここまで、時計の多すぎる建物を紹介してきました。
正直言って、これは個人の趣味なので、他人がとやかく言うことではないと思います。
しかし、問題は、この所有者は自宅を競売されていることです。
つまり、少なからずお金に困っていた。
なのに、この『無駄』な時計の数々。
ここに、この人の意思の弱さ、あるいは説明できない病的心理のようなものを感じてしまいます。
私は、常々、人間の不合理な行動にこそ、その人の執着や本質が現れると思っています。
今回の所有者は、まさにそう。
ただし、この所有者が壁掛け時計だったから、誰から見ても異常だと分かるだけで、実は私もあなたも、このような不合理なことをしているのかもしれません。
人のふり見て我がふり直せ
このブログの標語みたいなものですが、まさにそんな風に思わせてくれる事件でした。

あるいは、執行官が『時計が邪魔で物入を開けられなかった』と記述していました。
真の目的はそちらだったのかもしれません。
信じるか信じないかはあなた次第です。
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