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事件概要
今回は、事件自体は特に目新しいものではなかったので、内容には特に触れません。
今回注目したいのは、資料の方です。
黒く塗れ!
競売の資料では、個人情報にあたりそうなものやあまりにも汚い部分に関しては、写真を加工して隠すことがあります。
この隠し方が、執行官ごとに違っていて、味わい深いです。
上手にモザイク処理する人もいれば、雑に黒い四角で隠す人もいます。
今回の執行官の方は、恐らくパソコンの処理が得意でなかったのでしょう。昔ながらの黒マジックで塗り潰すという手法で行なっています。
しかし、これは良くないですね。
スキャンしたときに、透けてしまいます。

うん。
可愛いワンちゃんネコちゃんが見えてきますね笑
今回はワンちゃんネコちゃんだから良いものの、本当に隠さなくてはいけない情報に対して、マジック黒塗りというのは時代遅れなのではないのでしょうか。
データ的に処理した方が、確実に隠すことができます。
そんな風に思わせてくれる評価書でした。
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モザイクをテーマにしたドラマ
ところで、今回の黒塗りで『モザイクジャパン』というドラマを思い出しました。
AV業界を舞台にしたドラマなのですが、高橋一生扮するAVメーカーの社長が次のように述べます。

刑法第175条で性行為を撮影したものは販売することは禁止されている。
ところがレンタル屋に行けばアダルトビデオはある。
なぜか、わかるか。モザイクがあるからだ。
えっ、モザイクしたからって本番してることに変わりはないじゃないか?
モザイクかけたからって売っていいなんて法律ないじゃないか?
何でだ、どうしてだ!!
そういう体(テイ)でやっておりますよってことなんだよ。
ルールじゃない。大事なのは体だ。
果たして、競売資料の黒塗りにどれだけの意味があるのかはわかりません。
なぜ、ワンちゃんの無邪気な顔を隠したのか。
もしかすると、動物たちの、あまりにも無邪気に見つめ返す瞳が怖かったのかもしれません。
ちなみに『モザイクジャパン』はAmazonプライム・ビデオから見れますので、よかったら観てみてください。
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