地番って何だ!?住所を調べる方法は?

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この記事でわかること
  • 地番とは何か
  • 住居表示とは何か
  • 地番と住居表示の変換の具体的な変換方法

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地番は何のためにあるのか?

競売資料を見て、「地番」と書かれている住所のような情報を元に、現地に行こうと思ったり、Googleマップで見てみようと思ったときに、うまく行かなかった経験はありませんか?

なんで同じ土地なのに、2種類の表示があるんだ。わかりにくいなぁ。

そう思われても当然です。

そもそも、地番とは一体何なのでしょうか?

地番(ちばん)とは一筆の土地ごとに登記所が付する番号をいう。
主に不動産登記で使用されるほか、住居表示が実施されていない地域では住所をあらわす時にも利用されることが多い。
住居表示に関する法律に基づいて市町村が付する住居番号とは異なる。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E7%95%AA
競売ハンター
競売ハンター

土地の数え方は筆(ふで・ひつ)です。

1筆(ふで)、2筆(ふで)と数えることもあれば、1筆(ぴつ)、2筆(ひつ)と数えるケースも。

どっちが正しいんだろう?

そもそも、公的に使われていたのは地番の方です。

ですが、役所が管理するためだけの番号は、分かりにくいもので、、、

とんでもなく大きな数字の番地(3000番地とか)があったり、複数の地番にまたがって使用されている建物があったりと、日常的に使用するには不便な点が多くありました。

そこで、住民のわかりやすさや、郵便配達の便利さを考慮して、地番とは別に住居表示を定めることとなりました。

住居表示に関する法律 昭和37年
第1条 目的
この法律は、合理的な住居表示の制度及びその実施について必要な措置を定め、もって公共の福祉の増進に資することを目的とする。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BD%8F%E5%B1%85%E8%A1%A8%E7%A4%BA%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%99%E3%82%8B%E6%B3%95%E5%BE%8B

これが住居表示の始まりというわけです。

地番と住所はどう違う?

私たちが日常的に使っている住居表示(いわゆる住所)とは、ちょっとだけ異なります。

地番は登記所が定めるのに対し、住所は市町村が定めるものです。

では、実際の生活ではどのように違いがあるのでしょうか。

地番は法的な場面で使われます

例えば、

登記
登記申請書には、地番表示で記入します。

納税
納税額の通知書には地番表示で記載されています。

住所は日常的な場面で使われます

例えば、

郵便
郵便を送るときに書くのが、住所ですよね。

カーナビ
カーナビで行き先を検索するときも、住所を使いますね。

競売資料では、地番表示と住居表示の両方が掲載されていますが、基本的には地番の方が多用されています。

で、問題は、多くの地域で地番と住所=住居表示が異なるということです。

ですから、相互の変換が必要になってくる場面があります。

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住所→地番は簡単

住所から地番を調べる方法はいくつかあります。

法務局に電話する
これが一番楽だし、早いです。
管轄している法務局の電話番号を調べて「地番の照会お願いします」と言うと、すぐに教えてくれます。
欠点としては、法務局の開いている時間しかかけられないこと。
例えば、土日や夜間には調べられない方法なので、注意が必要です。

法務局・図書館に行く
法務局には、ゼンリンのブルーマップという地番表示の地図が置いています。
それは、誰でも閲覧できるものなので、管轄の法務局に行ってみるのもアリです。
また、場所によっては図書館にもブルーマップがありますので、土日に閲覧したい場合は、図書館に行ってみるという方法もあります。

専用サイトで調べる
インターネットには、住所から地番に変換するサービスを提供している業者がいます。
ただ、有料だったり、会員登録が必要だったりしますので、コストをかけてもいいな、と思う人は登録してみると良いのではないかと思います。

ブルーマップを買う
ある意味、最後の手段です。
しかし、まぁ、高い。
しかも、地域が限られているので、あまりお勧めできません。

地番→住所は面倒

逆に地番から住所を調べるのは一苦労します。

法務局・図書館に行く
住所から地番を調べるときと同様、法務局や図書館でブルーマップを閲覧します。
そこから、Googleマップなどで、住所を逆算します。

専用サイトで調べる
こちらも、住所から地番を調べるときと同様ですね。
よりダイレクトに検索できるかもしれません。
(筆者が使ったことがないので、情報不足で申し訳ないです)

今のところ、地番から住所を調べるのには、お勧めできる方法がありません。
正直、私も良い方法がないか、模索しているところです。

例えば、登記簿謄本などの地番表示しかない資料だけを手がかりに現地に行かなくてはならないときなど、本当に面倒です。

これからも、引き続き地番から住所を探す方法については調査を続けて、良い方法が見つかった際には報告したいと思います。

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